「価値観の相違」について

 みなさん突然ですが、こいつとは合わねぇなぁって思うことありません?

 私はあります。

 でもそう思う時って何が合わないのでしょう。性格?趣味?習慣?色々あると思うのですが、私は“価値観”をあげたいと思います。

価値観とは
「個人もしくは集団が世界の中の事象に対して下す価値判断の総体」 (広辞苑第五版)
 つまり価値観が合わないということは、
お前はこれにめっちゃ価値あると思っているみたいだけど俺はそうは思わんわ!
と思うということです。

 たとえば
ファッションは大好きだけどグルメには全く興味のない女の子と、おいしいものは大好きだけどファッションには無関心な男の子がいるとします。

女の子がこう言いました
「今度服買いに行こうよ、お揃いのものも買おう。そんでマック寄って帰ろう」

男の子はこう思いました
(なんで服を買うんだ。必要最低限のものがあれば生きていけるのに。そんなものに時間とお金を費やしたくない)

男の子は言いました
「そんなことより近くに出来たフレンチレストラン行こうよ。評判もめっちゃいいよ。」

女の子はこう思いました
(は?食べ物なんてどうせ消化されてなんも残んないじゃん。そんなものに自分の時間とお金を費やしたくないわ)

 この二人、上手くやっていくのは難しいと思うんですよ。
 もちろんお互いに譲歩し合って少しづつ相手の欲求を満たすことは可能だと思います。
 でも根本的な“価値観”の違いを抱えながら二人で生きていくのは大変そうです。特に衣食住が絡む場合は。

 私は、自分が無関心だったものに対して興味を持つことは出来るんです。誰かが夢中になっていて、さらにそれを作っている人、支えてる人、沢山の人がそれに価値を見出していると思うと食わず嫌いするのは勿体無いと思っています。でも食ってから嫌いだとわかったものをさらに食うのはなかなかに難しい。人によっては面白く感じるんだろうなと理解してもそこに大量の時間とお金をかけるのには躊躇します。

 趣味が違う友達と出会うと世界が広がって楽しいし、この問題にこれといった答えを出すことは今の私には出来ないんですけど、なんか価値観って曖昧な言葉だなと思ったので取り上げてみました。おしまい





みねらるのひとりごと

しがない早大生が日常の発見を綴っています。趣味の読書、弾き語り、麻雀、語学にちなんだことが多いかもしれません。

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