マレーシアに行って気づいたこと

大学生の春休みももう1/4が過ぎようとしています。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

私は2月に入って早速、家族旅行でマレーシアに行ってきました。

両親はMiamiで出会ったということもあり、南国への旅行が大好きで、幸運なことに私もよく連れて行って貰っています。

今回はマレーシアのランカウイ島とクアラルンプールに滞在したのですが、人は優しいし物価は安いし食べ物は美味しいしで本当にいい所でした。

手前:ガパオライス(200円)
奥:ガパオライススペシャル(300円)

オリエンタルランドというパーク内の屋外フードコートで頂きました。

注文の際に店員さんを探すとレジ付近におらず、あれ?と思いながら適当に「excuse me 」と言うと、なんと隣のテーブルでマンゴージュースを飲んでいる数人のうちの1人が店員さんのようでした。

彼女は「Hi!」と言ってニコニコしながらやって来て注文を取り、OK!と言ってキッチンに入っていきました。

そして料理が完成して私たちのテーブルに届けると、また友達と合流して世間話を始めていました。

いいなぁ

日本では考えられないし、こんなことしたらきっとすぐ叩かれるんだろうな。(田舎の方ならよくあるかもしれないが)

お客さんがいない時は座って友達とおしゃべりできる環境で働く店員さんと、注文したら笑顔で接客してもらえるお客さん。
間違いなくwin-winの関係でしょう。

自分がきちんとした仕事をする代わりに、きちんとした接客を求める日本人。それも責任感のあるwin-winの関係だと思います。

でも立ちっぱで疲れ切った時のマニュアル通りの笑顔が本当にサービスを生むのか。求めすぎがお互いの心を狭くしてしまっているんじゃないの?とも思ってしまいます。

一般的に日本のサービスは素晴らしいと言われていますが、本当にそうなのか考えなければいけません。

そしてこのマレーシア人のように働いている人は世界中に沢山いて、

毎日朝早く満員電車に乗って、僅かな休憩を挟み、残業して夜遅く帰るルーティーンをこなす働き方は、日本ではマジョリティーかもしれないけれど広く見るとマイノリティーかもしれない。

色んな生き方があって、私達はそれに気づき、選べる時代にいる。幸せなことだと思います。



おまけ

時を少し遡って一昨年の9月。私はドイツのフランクフルトにいました。
その時空港で不思議な感覚に襲われたのを覚えています。
多くの人種が混ざり合うこの空港で、私は一体何者なのだろうと。
傍から見れば私はアジア系の若い女性という部類に入れられるだけで、それ以上でもそれ以下でもない。
18歳という数字も、早大生という肩書きも、一人っ子という家族構成もなんの意味も成さない。
そんな状況で残ったものが、きっと本当の自分なんだと、今でも思っています。

みねらるのひとりごと

しがない早大生が日常の発見を綴っています。趣味の読書、弾き語り、麻雀、語学にちなんだことが多いかもしれません。

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